作ることが、通う理由になる
「手芸が好き」「何か楽しいことをやってみたい」——そんな気持ちをきっかけに利用を始める方が少なくない。就労継続支援B型Hualiでは、パラコードを使ったペットリードやスマホショルダー、ハーネスなどのハンドメイドに取り組める場を用意している。カラーバリエーションが豊富なパラコードの中から自分好みの配色を選び、オリジナルの一品を仕上げていく作業だ。
完成した作品はマルシェやネットで実際に販売される。「自分が作ったものが売れた」という経験が次の制作への意欲につながる、という流れは利用者のあいだで共通して語られることが多い。作ること自体が目的になれる環境が、就労継続支援B型Hualiの軸にある。
送迎と弁当が、継続のハードルを下げる
住吉区の事業所へ通うにあたって「移動が不安」という声は多い。就労継続支援B型Hualiでは住之江区・堺市北区・松原市・生野区などへの送迎サービスを実施しており、公共交通機関が使いにくい方も利用しやすい体制を整えている。あびこ駅から徒歩約5分という立地もあり、電車で来る方にとっても負担が少ない。
リーズナブルなランチ弁当の提供も、毎日通い続けるうえで地味に助かると感じる利用者が多いようだ。作業は午前・午後で分けられるため、体調に合わせて参加時間を調整することもできる。
女性専用だから、相談の幅が広がる
就労継続支援B型Hualiの特徴として利用者からよく挙がるのが「話しやすさ」だ。同性しかいない環境では、体調の変化やメイクのこと、あるいは恋愛の悩みまで、スタッフに相談できる雰囲気がある。経験豊富なスタッフが女性ならではの視点で向き合うため、就労支援の枠を超えた「日中の居場所」として機能しているのが実態だ。
正直、ここまで幅広い相談に応じる就労支援事業所は珍しいと感じた。障がいのある女性が孤立しがちな日中の時間帯に、安心して過ごせる空間があることの意味は小さくない。
株式会社OneRingが地域に根ざす福祉サービスの一環として
就労継続支援B型Hualiを運営する株式会社OneRingは、グループホームをはじめ障がいのある方向けの複数の福祉サービスを大阪府内で展開している。就労継続支援B型としてのHualiは、一般就労が難しい方に生産活動の機会を提供するという役割を担っており、制作・販売までを一体で経験できる仕組みが整っている。
見学・体験は随時受け付けており、利用を迷っている段階からの相談も歓迎している。事業所は大阪市住吉区苅田3丁目17-4エクセルあびこ2・3階、営業時間は9:00〜18:00(土日祝定休)、電話は06-6654-7101。


