「1人1人が主人公」に込めた考え方
福祉の現場では、支援する側の枠組みに本人を当てはめてしまう場面が起こりがちです。株式会社P.your&Peaceは、その順序を反対にするところから出発しています。掲げる「1人1人が主人公、あなたの得意が社会の力に」という理念には、どのような障害があってもその人の持つ力を社会へつなげたい、という代表の想いが置かれています。社名の「ピュア&ピース」も、代表である大貫純平の名前「純」と「平」にちなんでおり、純粋な気持ちで関わるすべての人へ安心と笑顔を送りたいという願いが由来になっています。理念と社名がひとつの想いで結ばれている点に、この事業の輪郭がよく表れています。
関わり方の基準になっているのが、「できない」ではなく「できる」に目を向ける姿勢です。本人の得意や興味を見極め、社会の中で活かせるようにしていく道筋を、家族と一緒になって探していきます。可能性を信じて諦めないという構えを、千葉県山武市の拠点で日々の支援に落とし込んでいます。
2012年からの現場経験が支援を裏打ちする
代表の大貫純平は、2012年から福祉の現場に身を置いてきました。社会福祉法人などで、生活介護や放課後等デイサービスといった幅広い福祉施設の運営と支援に携わってきた経歴があります。とりわけ重度の知的障害がある方々への支援を数多く重ねてきたことが、現在の事業の芯になっています。保育士や介護福祉士、社会福祉士に知的障害福祉士、福祉住環境コーディネーター2級、強度行動障害支援者養成研修(実践)、初級パラスポーツ指導員と、保有する資格の幅も広く、専門的な視点から個々の課題に合わせたプランが提案されます。正直なところ、これだけの資格を実務経験と重ねている代表が現場に立つ事業所は多くないと感じました。
現場で積み上げた経験は、一人ひとりの状態に合わせたプランづくりへ反映されます。本人の課題を見極めたうえで、家族と一緒に方向性を確かめながら支援が進められていきます。相談の窓口となる千葉県山武市木原の拠点は、落ち着いて過ごせるアットホームな環境として用意され、初めて訪れる家族も足を運びやすい雰囲気になっています。
重度の知的障害への対応という土台
言葉での意思疎通が難しくても問題ないと言い切れる背景には、重度の知的障害をもつ方の支援を得意としてきた積み重ねがあります。株式会社P.your&Peaceは、この領域を避けずに正面から引き受けてきました。今後は生活介護の事業にとどまらず、代表が長年親しんできたスポーツの経験を活かした支援へも取り組み、福祉の新しい可能性を切り開いていく方針を示しています。本人はもちろん、その家族も安心して任せられる場所であることを目指し、千葉県山武市木原の拠点で相談を受け付けています。
利用にあたっては、18歳以上という対象の目安に加え、「受給者証」と「サービス等利用計画書」の取得が入口になります。生活介護の料金は基本的に1割負担で、世帯の収入によって負担上限額が定められています。費用や手続きへの疑問は、ホームページのよくある質問でも回答が示されており、相談前に見通しを立てておけます。申し込みの入口には自宅までの送迎への対応も含まれ、通所にかかる家庭の負担が抑えられます。まずは電話やお問い合わせから、気がかりな点を確かめるところが出発点になります。


