「どこに相談すれば」から解放される、民間療育の選択肢
発達の気がかりを抱えながら、相談先が見つからないまま時間が過ぎる——そういう保護者が少なくない現状に対して、フレッパのひみつ基地は「今すぐ話を聞ける場所」として倉敷市に存在している。診断書も受給者証も不要という体制は、行政や医療機関のルートで待機を強いられる家庭にとって実質的な意味を持つ。17年以上のキャリアを持つ作業療法士が、初回から直接お子さまの様子を確認しながら支援方針を一緒に考えていく。即日相談対応も、空き状況次第で実現できる。
「受給者証の手続きが終わるまで待てない」という声が保護者から上がることは多く、そのニーズに応える施設が地域に存在すること自体に価値がある、という声も聞かれる。相談のみの継続利用や無料体験(最大4回・3週間)も利用でき、いきなり費用が発生する仕組みにはなっていない。
感覚統合を軸に、運動と学習の両面から発達を支える
施設内では感覚統合の視点を取り入れた運動遊びが行われており、体幹を安定させたり衝動をコントロールする力を育てたりすることを目的とした活動が組まれている。「落ち着きがない」「集中できない」といった行動の背景には、感覚の受け取り方の違いが関係していることがあると作業療法の現場では長く言われてきた。個別指導の学習時間と組み合わせることで、感覚面と認知面の両方に働きかける構成になっている。幼児期の遊びの中での感覚体験が、小学校以降の学習スキルの土台を作るという考え方が、この施設の支援設計の軸になっている。
体幹遊具と集中学習スペースを同じ施設内に備えているのは、個人的には理にかなった設計だと思う。ギャラリーページで実際の活動写真を公開しているため、「どんな場所か分からない」という初訪問前の不安を下げる効果もある。
幼児から小学生、ことばの発達にも丁寧に対応
フレッパのひみつ基地が対象とするのは幼児から小学生にかけての時期で、この段階での支援がその後の成長に与える影響は大きい。ことばの理解や表現に遅れを感じる場合も、焦らずに関わり方を工夫することで少しずつ力がついていくという方針で支援が組まれている。各段階で求められるスキルが異なるため、年齢と発達状況を見ながら個別に対応内容を変えていく形を取っている。保護者とともにお子さまの今の姿を丁寧に見つめ直す時間を設けることも、支援の一部として位置づけられている。
「親も一緒に考えてもらえる感覚がある」という感想が聞かれることがあり、専門家と保護者が同じ目線で関われる関係性が、この施設の支援スタイルの特徴の一つと言える。倉敷市外・県外からの利用も受け入れており、エリアの制限を設けていない点は選択肢を広げる要素になっている。
弥生駅そば、住宅街の静かな環境で通いやすく
岡山県倉敷市水島東弥生町に位置し、水島臨海鉄道の弥生駅から徒歩約5分という距離は、電車通いの家庭にとって現実的なアクセス条件だ。周囲は住宅街で、騒がしくない環境の中で支援を受けられる。駐車場は4台分が確保されており、車での来訪にも対応している。営業時間は11:00〜18:00で、電話と公式LINEの両方から問い合わせができる。
見学は随時受け付けており、施設の雰囲気を確かめてから利用を決めることも可能。相談だけ・見学だけという使い方にも門戸が開かれているのが、フレッパのひみつ基地の入り方として一貫していると思う。


