社会福祉法人いたみトライアングルの会|二本柱の就労支援と人を軸にした運営

食品製造と内職、性質の異なる二本柱

食品の製造販売と、手作業を軸にした内職。この毛色の違う二本柱で、社会福祉法人いたみトライアングルの会は伊丹市の就労継続支援B型を組み立てている。片方の拠点ではお弁当やパンを仕込み、盛り付けて販売の準備まで進め、地域へ向けた商品づくりに取り組む。もう片方では箱の組み立てや袋詰めといった細かな工程を担い、一つずつ確実に仕上げていく作業が中心になる。仕事の性質がここまで分かれていると、利用者は自分の得意や気分に合わせて関わり方を選びやすい。
どちらの拠点にも通っているのは、作業の速さより一つひとつの丁寧さを先に置く運び方だ。食品側では衛生や段取りへの意識が手を動かすうちに身につき、内職側では集中して取り組む時間がそのまま経験として積み上がる。性格の違う現場を同じ法人が並行して抱えていることで、利用者の選択肢そのものに厚みが出る。こうした二本柱の構えが、伊丹市での活動を支える背骨になっている。

人と向き合える職員を軸にした体制

運営の中心に置かれているのは、資格や経験の有無より、人と向き合うことに関心を持てるかどうかだ。利用者を支援される側と見なさず、同じ現場で働く仲間として接する考え方が、職員の関わり方の根っこにある。生活支援員が担うのは指示や管理ではなく、隣で一緒に汗をかきながら日々の変化を見守る役目になる。できることが増えていく過程を間近で追える点に、この仕事ならではの手応えがある。
福祉が初めての人には研修の期間を用意し、段階を追って業務を覚えられるようにしているため、未経験からでも現場に入っていける。資格を条件として求めてはおらず、人柄や向き合う姿勢を重んじる採用の考え方が根づいている。就労継続支援B型の作業は利用者の予定に沿って進むので、覚えるべきことを一つずつ着実に身につけられる。急かされずに仕事の全体像をつかめる環境がある。
経験を積んだ職員や資格を持つ生活支援員には、これまで培った知識を持ち寄って支援の質を高めていく余地が広く残されている。間口の広さと、専門性を活かせる受け皿を、同じ体制のなかに併せ持っている点が運営の芯になる。新しく入る人と経験者が互いの視点を交わすことで、現場の進め方も少しずつ更新されていく。立場や背景の違う人が同じ目線で並ぶ職場になっている。

伊丹市内から通える立地と運営情報

事業所は伊丹市昆陽北1丁目、住宅地に囲まれた静かな場所に位置している。公共交通機関を使うなら、阪急伊丹線の伊丹駅、あるいはJR宝塚線の伊丹駅から市バスでたどり着ける。周辺は落ち着いた住宅地で、腰を据えて働く場所としても、日々通う先としても向いた環境だ。地域に根を張ってきた法人らしく、暮らしの延長線上に事業所がある感覚に近い。
営業は9時から17時まで、休みは土日祝という運用が続き、生活のリズムを保ったまま関われる。雇用は正社員を基本に、賞与の制度も整えているため、腰を据えて長く働ける土台がある。問い合わせの窓口は072-783-0899で、法人の代表は北川一馬氏が務めている。正直なところ、派手さこそないものの、人を軸に据えるという方針が現場の隅々まで一本の線で通っている点が印象に残った。

伊丹市 生活支援員

ビジネス名
社会福祉法人いたみトライアングルの会
住所
〒664-0016
兵庫県伊丹市昆陽北1丁目2−3
アクセス
-
TEL
072-783-0899
FAX
-
営業時間
9:00~17:00
定休日
土,日,祝
URL
https://itami-triangle.com