株式会社いろ華 | 農福連携も見据える、地域とつながる住まい

共同生活援助という仕組みを地域で活かす

障がいのある方が地域の一員として自立した生活を送る。そのための住まいが共同生活援助、いわゆるグループホームだ。株式会社いろ華は兵庫県三田市でこの共同生活援助を提供し、食事や生活面のサポート、見守りや相談支援を受けながら毎日を送れる環境をつくっている。運営するホームの名は「音彩(ねいろ)」。一人ひとりの“音”と“彩り”を社会に届け続けるという意味が込められている。
株式会社いろ華が単なる支援提供者にとどまろうとしないのは、企業としての姿勢の表れでもある。すべての人に彩りある幸せを届けたいという想いを出発点に、障がいをお持ちの方が自分らしく暮らせる住まいを整えてきた。個性や希望を尊重しながら生活を支え、地域とのつながりを育んでいく。小さなホームから始まる一歩を、地域全体の希望につなげたいという信念が運営の背骨になっている。

空き家対策と農福連携という社会課題への視点

株式会社いろ華の取り組みで目を引くのは、利用者への支援と社会課題の解決を切り離さずに考えている点だ。農福連携や空き家対策といったテーマにも目を向け、利用者だけでなく地域全体が豊かになる環境づくりを進めている。福祉を地域に閉じた営みにせず、地域資源とつなげていこうとする発想である。三田市を拠点に、福祉と農業の未来ビジョンを描くブログ記事も発信されている。
音彩自身も、ホームの中だけで完結するのではなく地域とのつながりを重視している。将来的には農福連携も見据えながら、役割ややりがい、自分らしい未来につながる暮らしを支える方針だ。個人的には、住まいの支援を入り口にして地域と人の可能性まで射程に入れている構えが、この事業の面白さだと感じた。

相談から入居までを支える連携の姿勢

音彩が大切にしているのは、安心できる暮らし、その人らしさの尊重、人とのつながりという三つの軸である。ご本人が地域での生活を続けていけるよう、日々の生活支援にとどまらず、ご家族や相談支援専門員、関係機関との連携を丁寧に重ねている。住まいの支援だけで完結させず、周囲の支えや情報共有を欠かさないという考え方が徹底されている。
利用の相談は、電話・メール・お問い合わせフォームから受け付けている。ご本人はもちろん、ご家族や相談支援専門員からの相談にも応じる。見学・面談で生活の雰囲気を確認したうえで、市町村での申請や受給者証の手続き、体験利用を経て入居へと進む流れだ。共同生活援助の利用には市町村での支給決定が必要になるため、関係機関と連絡を取り合いながら無理のない形で調整していく。営業時間は9時から17時、土日祝は休みとなっている。

兵庫 グループホーム

ビジネス名
株式会社いろ華
住所
〒669-1347
兵庫県三田市つつじが丘南3丁目3-4
アクセス
JR相野駅から車で約10分
TEL
090-4830-2429
FAX
営業時間
9:00~17:00
定休日
土曜日・日曜日・祝日
URL
https://iroha-link.jp