介護予防に絞った、ぶれない事業スタイル
ストレッチ、マシントレーニング、ウォーターベッドによるボディケアの3本柱で、利用者の身体機能維持を支えるのが株式会社リハスタジオだ。食事や入浴の介助は基本的に行わず、「自立した生活を支える運動とリハビリ」に徹した方針は、デイサービスの中でも明確に特化した立場を示している。マシンは体力や体調に合わせて使用できる仕様で、専門知識がなくても扱えるようスタッフのサポート体制を整えている。
「介護が必要になる前の段階に目を向けた支援」という言葉が事業内容ページの冒頭に置かれており、この施設が何を大切にしているかが端的に表れている。筋肉のこわばりをほぐし血行を促すウォーターベッドは、運動リハビリへの取り組みをより前向きにするためのサポートとして位置づけられている。「無理のない動きを積み重ねることで、転倒予防や歩行の安定につながる体づくりを支える」という表現が、支援の目標を具体的に語っている。
スタッフの役割分担が現場の安定をつくる
看護師はバイタルチェック・機能訓練・口腔ケアを中心に担い、介護福祉士は送迎と運動サポートを受け持つ。職種ごとの業務範囲が明文化されており、「業務の分担も明確で、無理なく職場に馴染める環境」というQ&Aの記述は、入職直後の不安を軽減する設計として機能している。口腔機能改善加算に関わる事務処理もスタッフ間で分担し、一人に負荷が集中しない体制が整備されている。
「スタッフ同士の連携が良く、困ったときには自然と手を差し伸べる文化が根づいています」という声がサイトに掲載されており、職場の日常がそのまま伝わってくる。介護業界が初めての方でも、使い方や対応方法を丁寧に伝えるという姿勢は、実際のオンボーディング設計に反映されているはずだ。正直、ここまで役割分担を可視化している職場は多くないと感じた。
勤務の自由度が、長く働ける理由になっている
子育て中のスタッフ、ブランク明けのスタッフ、週末に家族との時間を確保したいスタッフ——それぞれの事情に対応できるよう、勤務日数と業務内容を柔軟に調整できる仕組みを整えている。土日休みの求人枠も設けており、プライベートのリズムを崩さずに働き続けたい人にとって現実的な選択肢になっている。「継続して働ける環境」というキーワードが複数ページに繰り返し登場するのは、定着率を意識した採用姿勢の表れだろう。
「子育て中の方も無理なく勤務を続けられる体制を整えています」という回答がQ&Aに掲載されているが、実際に子育て世代のスタッフが在籍していることが具体的に記されている。ライフスタイルに合わせた働き方を推奨するだけでなく、それを実践している職員が現場にいるという事実は、求職者にとって言葉以上の説得力を持つ。柔軟な体制という言葉が具体的な姿として見えてくる職場だ。
「自分らしく」という言葉が貫く、利用者とスタッフへの姿勢
利用者に対しても、働くスタッフに対しても、「自分らしく過ごせること」を中心に据えているのが株式会社リハスタジオのビジョンだ。介護予防という選択は、長生きすること以上に「自分らしい日々を維持する」ことへの投資として語られている。鎌倉市材木座を本社に、リハスタジオ西鎌倉と長谷の2拠点でその理念を実践している。
「お互いの個性や働き方を認め合いながら、ご利用者様の生活を支える誇りを持てるお仕事をご用意しています」という言葉が採用ページに掲げられている。単なる福祉サービスの提供に終わらず、スタッフ自身の生き方をも肯定する職場づくりを志向している点は、業界全体の中でも独自の立ち位置を示していると感じる。利用者と職員が同じ方向を向いて「自分らしさ」を追いかける場——それが株式会社リハスタジオの核心にある。


