パストーレ | 働くことへの問いに、実践で向き合う長野の就労支援

「自分に合う仕事は何か」を、現場で探す

働きたい気持ちはあっても、どんな職種が自分に向いているか分からない——そういった状態からスタートする利用者が多い中、パストーレは薪の成形・清掃・食品加工・髪飾りの製作など複数の作業を用意している。頭で考えるよりも手を動かしながら適性を確かめられる設計だ。施設外での作業も含まれており、外部の現場を早い段階で経験できる点は通常の事業所と異なる。
「どの作業が合うか、来てから一緒に考えましょうと言われて気持ちが楽になった」という声がある。入所前から「これをやれ」と決まっているわけではなく、本人の感覚を優先して業務を探っていくスタイルが、緊張を和らげているようだ。

2拠点が支える、通い続けられる仕組み

茅野市塚原と岡谷市本町に事業所を構え、JR茅野駅から車4分・JR岡谷駅から徒歩9分という立地にある。長野県内で複数拠点を持つことで、居住エリアに近い方を選んで通えるため、移動の負担が少ない。就労の継続において通勤の負荷は見えにくいが現実的な課題であり、この体制はそこに直接応えている。
茅野・岡谷いずれの事業所も公共交通機関でのアクセスが可能で、自家用車でも来やすい立地だ。代表者は昼神 浩氏で、定休日は日曜・祝日。平日8時から17時の営業時間帯に問い合わせや見学の相談を受け付けている。

法律に基づく雇用が、自信をつくる起点になる

就労支援A型としての最大の特徴は、雇用契約を結んで働く点にある。最低賃金以上の収入を得ながら訓練を積め、継続勤務により有給休暇の取得も可能だ。雇用保険への加入も認められており、「働いている」という社会的な事実が積み重なっていく。精神障害・知的障害・双極性障害・発達障害・引きこもりなど、さまざまな状態にある方が雇用契約という共通の枠組みの中でスタートを切っている。
正直に言えば、この「訓練でありながら雇用者として扱われる」という構造が、パストーレの一番の核心だと感じた。お試しではなく、権利のある就労者として扱われることが、自己肯定感の土台になっていく過程が想像できる。

ご家族も含めて、納得して始められる入口

見学・体験は随時受け付けており、家族同伴での来所も可能だ。特別な準備は不要で、複数回の体験にも対応しているため、本人と家族が納得するまでペースを合わせられる。「親が実際に見て安心してくれたことが大きかった」という利用者の声もある。当日は作業の様子を実際に観察しながら、疑問をスタッフに直接確認できる。
見学の段階では決断を求めず、雰囲気を感じることを優先しているという声も目立つ。情報として知るよりも、現場にいる人を見て「自分もここにいられるか」を確かめる体験が、利用開始後の定着率にも影響しているとスタッフは話す。

就労支援A型 長野

ビジネス名
パストーレ
住所
〒391-0002
長野県茅野市塚原1丁目15−33
アクセス
JR茅野駅から車で約4分
TEL
0266-78-3420
FAX
営業時間
定休日
日,祝
URL
https://pastore-chino.jp